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伊勢エビ改め「房州エビ」でまちおこし―。千葉県南房総市は千葉県が伊勢エビの収穫量が
全国で最も多い点に注目し、伊勢エビを使ったイベントを始めた。東日本大震災で落ち込んだ
観光客の誘致につなげる。
市や地元の観光協会が市内86軒のホテルと旅館、民宿で、伊勢エビ料理を提供する初の
「房州海老キャンペーン」を11月30日まで実施している。期間中は宿泊料金を1泊2食で
1万980円~1万7980円に設定。通常より割安な料金で、刺し身やボイルなど様々な料理が楽しめる。
千葉県は伊勢エビの収穫量が301トン(2008年)と全国1位。ただ三重県などと比べると認知度が低く、
「千葉県が伊勢エビの産地であることを知ってもらいたい」(市観光プロモーション課)として、
房州エビという名称を使った。
県によると、7月16日~8月31日の同市を含めた南房総地域の主要宿泊施設の利用者数は
9万8952人と前年同期比で14.6%減少した。また、7~8月に市内を訪れた海水浴客は15万4000人と
前年比でほぼ半減している。
伊勢エビ改め「房州エビ」 南房総市がイベント、誘客狙う :日本経済新聞
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