11/10/08 04:15:02.95 0
アップルと激しい特許合戦を繰り広げている韓国のサムスンが、6日に死去が公表されたアップルの前CEOスティーブ・ジョブズ氏の葬式が
終わるまでは訴訟について言及しないと発表した。
アップルは4日(米国時間)に新機種の『iPhone4S』を発表した。サムスンはこれを受けて、翌5日に販売差し止めを求める仮処分を申請。
両社の特許をめぐる争いは、これまで以上にエスカレートするものとみられていた。
しかし、スティーブ・ジョブズ氏が死去したことで、少し状況は変化したようだ。サムスンのチェ・ジソン副社長は、「故人は、世界の情報技術
産業にビジョンを示し、革新を起こした天才的な起業家だ。彼の創造的精神と優れた業績は、永遠に忘れられることはないだろう」と発言。
追悼の意を表し、故人の葬儀が終わるまではしばらく休戦することを明らかにした。
では、このまま訴訟はトーンダウンか?と思いきや、そうはならないのがサムスンだ。訴訟の休戦は葬儀の期間中だけで、終わり次第、
アップルに対し一気に攻勢をかける計画だ。現在、サムスンはiPhone4Sに対する販売差し止めを求める仮処分をフランスとイタリアの
裁判所に申請しているが、それを米国、アジア、オーストラリアまで拡大させるという。
両社の泥沼の訴訟合戦は、そう簡単にトーンダウンとはいかないようだ。
(文:朴美奈)
URLリンク(getnews.jp)
URLリンク(getnews.jp)