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諏訪湖漁協(諏訪市)は4日、諏訪湖産のフナと米を発酵させて作る保存食「ふなずし」の本漬け作業を、諏訪市内に借りた空き店舗で行った=写真。
伝統の味復活への取り組みを始めて4年目。年々売り上げが伸びているといい、昨年より300匹ほど多い約1600匹を漬けた。
8日は一般向けに試食会もする「鮨鮒(すしぶな)祭り」を開き、「諏訪湖の新名物」として定着を図る。
諏訪のふなずしは江戸時代に高島藩が幕府に献上していたとの文献が残る。漁協によると、独特のにおいと酸味があるものの「くせになる味」と好評という。
フナは5~6月に捕った卵を持つ雌で、体長25~35センチほど。約3カ月の塩漬けを経て9月末に塩抜きをした。
この日は白衣を着た組合員約10人が作業。うろこを取った後、直径60センチほどのたるに、
炊いた諏訪地方産のコシヒカリとフナを層状に重ねていった。1~3年乳酸発酵させて出荷するという。
漁協の鮨鮒部会長、林紀明さん(67)は「質も安定してきてファンも増えた」と手応えを話していた。
8日の鮨鮒祭りは、同市渋崎の諏訪湖漁業センターで午前10時から。昨年漬けた200~300人分を無料で提供する。
(提供:信濃毎日新聞)
URLリンク(www.shinshu-liveon.jp)
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