11/10/06 22:27:00.29 lm+VLHdpO
>>16
「大衆が起こす反感=全体主義の誘惑」に屈した企業は、後世の歴史で「ファシズムの引き金になった企業」として名が残るだろう
★遠い過去にあった悲劇が、いつの間にか私達の目の前に来ている
全体主義と「戦う意志」を持たなければ、全体主義に侵食される。
ひと度、全体主義に支配されれば、自由と民主主義は、破裂した風船や、林の中に入ったゴルフボールのように顧みられることはない。
全体主義は、経済の混乱や政権交代では除去できず、革命や内乱、外国からの戦争や支配(日本の戦後も同じ)でしか除去できないことは、
ドラッカーの『経済人の終わり』に書かれている。
戦前・戦中、朝日新聞は戦争に反対の立場だったが、「戦争しろ」という国民から不買運動を起こされ、社会ではなく会社の利益を守るため、戦争賛成に立場を変えた。
現在のフジテレビ・デモの反韓主義や、スポンサーへの不買運動と同じ。
第二次世界大戦が始まる前に、『経済人の終わり』でドラッカーは「全体主義がどうなっていくか」を見事に言い当てた。
後に書かれたドラッカーの「マネジメント」は、国家や組織を全体主義にしないための本。人類の悲劇を繰り返さないためのマニュアル。
『その中で、ドラッカーは経営者や企業の責任を強く訴えており、「ちょっと厳しいな」と思うかもしれないが、その根底には全体主義への危機感があるからだ』。
スポンサーやテレビ局などは、不買運動などに屈して、悲劇に繋がる決断をしないで欲しい。
全ての経営者とサラリーマンは、ドラッカーの『経済人の終わり』と『マネジメント』を読んで欲しい。
◆「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
by プロシャ(プロイセン)の宰相オットー・フォン・ビスマルク
愚か者は自らの失敗体験から学ぶが、賢い者はそれを歴史(読書や教育から得る知識)から学ぶ。
人は、学んで身につけた知識よりは、自ら体験した事の方が、印象が強く残るし記憶に残りやすく、何かの際に思い出しやすいもの。しかし、人が一生のうちに経験できる事には限りがある。数少ない自分の体験からだけで、何かをやろうとすれば失敗する確率が高い。
歴史から学ぶ事は、多くの人の経験を学ぼうとすることであり効果的。