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九州大大学院比較社会文化研究院の東英寿教授は3日、宋代の政治家で詩人・文筆家として知られる欧陽修の書簡96篇を発見したと発表した。
中国でも同ニュースは報じられた。かつては「13世紀に鎌倉幕府が設立した金沢文庫が収蔵していたもの」と紹介されたが、
「日本が中国から盗んだものだ」などのコメントが寄せられた。「発見されたのが韓国でなくて幸いだった」との書き込みもある。
天理大学付属天理図書館が所蔵していた1191-96年に編纂(へんさん)された欧陽修全集「欧陽文忠公集」に、
これまで知られていなかった欧陽修の書簡96篇が掲載されていた。同「公集」は木版による原刻本。
中国国家図書館や日本の宮内庁も所蔵しているが、天理図書館所蔵の原刻本は、編纂作業が終わってから、
抜け落ちていた書簡を追加した版であるとみられる。
環球網などの記事は「(日本側が古い時代に)中国で購入し、13世紀に鎌倉幕府が設立した金沢文庫が収蔵していたもの」
「日本では国宝に指定」などと紹介したが、コメント欄には「日本が戦争中に中国から盗んだものだ」、「中国の文化財だ」などの書き込みが相次いだ。
「幸いなことに、(発見場所は)韓国でなかった」などと主張する書き込みも多い。「『欧陽修は韓国人だった』とされてしまう可能性が100%」だからという。
◆解説◆
王陽修(1007-1072)は北宋時代の政治家、詩人、文筆家、歴史家。散文では古文復興運動を進め、唐宋八大家のひとりとされる。
韻文では「詞」と呼ばれる様式の確立に貢献した。(編集担当:如月隼人)
サーチナ 【社会ニュース】 2011/10/06(木) 17:38
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