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★☆★『日本列島が全部、汚染されるので、福島の物を絶対、他県に出してはならない』★☆★
福島原発から環境へ漏れた量はおおよそ100京ベクレルだった。 このことが判ると、
「福島原発から出た放射性チリをいくら薄めても、将来の子供達が被曝する」ということがわかる。
たとえば、 『 福 島 の 瓦 礫 を 日 本 中 に 移 動 』 したり、
ホウレンソウを基準以下だと言って生協が運搬したり、乳牛を北海道に移動すると、
『 人 間 の 手 で 放 射 性 チ リ を 全 国 に ば ら ま く 』 ことになり、
しかも、日本人一人あたりの量がとんでもなく多いので、永久に日本列島が汚れてしまう。
さらに、秋になって台風が来て強い風が吹くと、放射性チリの多いところから、また全国にばらまかれる。
量が少ないときはこんな問題は起こらないが、多いときはかくのごとく違うのだ。
そこで、本来なら政府が、このことを国民に知らせて、ハッキリとした対策をとるべきであった。
薄めても危険な状態になり、日本列島が全部、汚染される、
だから、“福島のものを他県に絶対に出してはいけない”、
東京など周辺の地域もできるだけ早くチリを集めなければならない、
国家が福島を除染して、“原発近くにチリや土壌を移動し”、そこで処理を急がなければならない、
半減期が30年ということを考えると、早くやらないと100年、禍根を残すということなのだ。
かくなる上は、強い風の吹く台風までに除染しないと、南風で宮城が、
北風で静岡が、東の風で新潟や秋田まで汚染が拡がる。
一刻も早く、事実を直視して、目を覚ましてもらいたい。
中 部 大 学 総合工学研究所 教 授 武 田 邦 彦
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