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九州大は6日未明、同大生物環境利用推進センター(福岡市東区箱崎6丁目、松岡健センター長)から、
実験用のヒ素15・8グラムを紛失した、と発表した。ヒ素は毒劇物法で毒物に指定されており、福岡東署は
盗まれた疑いがあるとみて捜査を始めた。
同大広報室や同署によると、問題のヒ素は瓶入りで、同センター内の実験室に保管されていた。保管棚の
施錠を忘れていたという。4日に紛失が判明し、同大は学内を捜したが、見つからなかったため同署に届け
出た。9月29日に実験で使用しており、同署は同日以降4日までの間に盗まれたとみている。
大学側が同署に説明したところ、ヒ素15・8グラムは成人約100人分の致死量に当たるという。
同センターでは、農学部の大学生らが研究活動をしている。
ヒ素は生物に対する毒性が強く、農薬や木材の防腐剤などに使われる。発がん性もあり、飲み込んだ場合、
吐き気や下痢に襲われ、死に至る恐れもある。
ソース 西日本新聞 2011年10月6日
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