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ドラマ「冬ソナ」で日本の中年女性を魅了し、K‐POP登場で若年世代までファン層を広げている韓国発コンテンツ(韓流)の現状から、
韓日関係の未来を展望するシンポジウムが9月29日、東京・新宿の韓国文化院で開かれた。
「韓日祝祭ハンマダン2011」開催を記念して韓国人研究者フォーラムが主催した。
第1部では韓国コンテンツ振興院日本事務所の金泳徳所長が韓流の現状を語り、
権容 一橋大学准教授が「韓日関係の多元化と韓流」について語った。
報告によれば、韓流ドラマのファンは中年女性だけではない。「朱蒙」などから中年男性が加わり、
「私の名前はキムサムスン」や「イケメンですね」といったラブコメディー系で若い女性の心もとらえている。
不特定多数の地上波でも見られるが、編成量では有料放送が圧倒的。視聴者は地上波放送に満足せず、有料放送に積極的に加入している。
ただし、最近は同一パターンによる飽き感からか、日本への放送番組輸出額そのものは伸び悩みの傾向にあるという。
これに対して、「KARA」や「少女時代」に代表されるK‐POPは、
日本でのブームで昨年から音盤と音源などの輸出額が前年比159%増と大ブレイクしている。
CS放送枠をみると、昨年の10チャンネル48タイトルから16チャンネル71タイトルと増加した(11年7月現在、韓国コンテンツ振興院日本事務所調べ)。
見逃せないのは「どんどん欲張りになる」という、ドラマやK‐POPファンの見せる「2次行動」だ。
韓国への関心は食、観光、化粧品、ファッションなどへと広がりを見せている。
なかには、「歌詞の意味を知るため韓国語を勉強中」、「留学にも行きたい」という声も多い。
第2部では李鍾元立教大学教授を囲み、韓日のパネリスト10人が意見交換した。
(2011.10.5 民団新聞)
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