11/10/05 23:54:07.31 ZHH3tuFw0
日本のメディアが報道しませんので個人的にレポートを報告します。
新韓銀行が5年6ヵ月の5~10億ドルのグローバルボンド(グローバル債権)を発行しようとしたができなかった。
ハナ銀行は4億ドル規模の劣後債権(ググりましょう)を発行しようとしたができないと諦めた。
韓国の石油公社も債権発行に苦労している。尚、石油公社は年平均10億ドルほど調達してきた公社である。
韓国のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)も09/16に147bp、09/22には206bpまで急騰している。
CDSは債権が返せない場合の保険のようなものですから、これが上がるということは韓国の信用度が低くなってい
るということ。また、2011年になって韓国の貯蓄銀行が16行も破綻している。
韓国の金融危機は欧州危機の影響が原因です。
韓国のメガバンクは7行あったが、1行は国有化されている。
そして他の6行は欧米金融機関の支配下にある。
IMFの監理下になった時に特に欧州の銀行に支配された。
その欧州の金融機関が海外から資金を引き揚げている。
これをキャピタル・フライトと言います。これによって韓国はドル不足になっている。
韓国政府が市場にドルを投入しても、銀行がそのドルを欧州に送ってしまうという現象が起きている。
また、政府補償のついた債権も売れない。これは韓国政府の信用が落ちたため。
それでいてウォンが安くなると、中間財や材料の値段が上がる。
現代自動車はエンジンを三菱自動車から買っているが、円高も影響して高くなってしまう。
また、輸入するための資金を用意できない状態の企業もでてきている。
現実として銀行のバンク・ラン(取り付け騒ぎ)が起きていて大変な状態なのですが、
日本のテレビや新聞がこれを報道してこなかったことに非常にバイアスがありすぎると感じています。
野田民主党内閣がこれを期に日韓で経済統合しようなどと言っていますが、とんでもないことです
(フォン・カラヤン)