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★新聞はバランスよい「定食弁当」 山形新聞黒沢社長が講演・山形
・山形市倫理法人会の100人モーニングセミナーが4日、山形市のホテルメトロポリタン
山形で開かれ、山形新聞社の黒沢洋介社長が特別講話を行った。
新聞をバランスよく情報が詰まった「定食弁当」に例えた上で、黒沢氏は「インターネットなどの
電子メディアから好きな情報だけを食べて(収集して)いては生活習慣病になる。社会人が
日常生活を送る上で、毎日これを食べていれば生きていけるという栄養バランスのとれた
ものが新聞。特に若い人たちは毎日読んでほしい」と話した。
新聞の三大特性である一覧性、携帯性、記録性の強みは電子メディア時代になっても
変わらないと強調。さらに「最近の読者は新聞を単なる情報収集源としてだけでなく自分の
情報を発信するツールと考えている」とし、そうしたニーズに応えていく考えも示した。
また、駆け出しの新聞記者時代のエピソードなどを交えながら「記者に必要な資質は疑問と
怒りを持っていること。先輩たちの姿から、一つのことを考え続けていれば必ず道は開ける
ことを学んだ」と語った。
セミナーには、会員など約140人が参加した。
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