11/10/04 18:29:23.27 rnxgCzBiO
>>481
■韓流はサザンオールスターズと同じ!?
▼南沙織・郷ひろみ・山口百恵・キャンディーズ・矢沢永吉らの音楽プロデューサーだった酒井政利氏が、「東方神起=サザン」風な評価をしている。
サザンオールスターズは、1978年6月25日にシングル「勝手にシンドバッド」でデビュー。
サザンの登場は衝撃的だった。日本語を英語風に唄う。歌詞がよく聞き取れない。だけど、なんかカッコイイ。そんな曲だった。
▼近田春夫氏のコラムも、サザンに通じる。
―『不思議なのはそうした発音を含め人工的な歌声が案外聴きとり易いことで、とはいえ、分らぬところがもあり、
そのあたりのバランスがいい具合に物語に謎を残す』―
▼そう言えば、ユーミンもそうだった。特殊な声、ガールズあこがれのスタイル、おしゃれ感、ガールズ世界を描いた詞、時代を先取りした音楽。
一方、韓流は、中性的な美形。それでいて、華奢なヤサオトコではなく、女性が好む細マッチョな体。
少年ぽさの残るあどけない表情を見せたかと思えば、強く逞しい男臭さを漂わせる。
そのギャップに女性たちは魅了される。母性本能をくすぐられ、守られたい潜在意識を満たされる。
これも、ガールズあこがれのおしゃれ感、「スイーツ世界」か。
▼“ゆらぎ”のある日本語がウケるのは、特殊な声である声優の歌や、「マクロスのリン・ミンメイ」や「マクロスFのランカ・リー」がウケるのと同じか。
◆酒井政利 時代のサカイ目[2011/03/04]
東方神起の新曲は、ヘビーなサウンドに独特の韓流アクセントが際立つ日本語の歌詞を乗せていて面白い。
彼らの歌を聞くと、日本語が新鮮に聞こえて来るから不思議である。
『三十余年前、サザンの桑田佳祐が英語のような独特の発音で歌い』、
それまで歌詞は明確に発音して聞き手に伝えるのが当たり前とされてきた音楽シーンで、『声そのものを楽器化して度肝を抜いた』ように、
韓流歌手の日本語は、欧米人の日本語とも少し違って、“アジアンテイストの日本語”という新しいジャンルを確立する勢いだ。
そのせいか、日本の人気グループの歌が、ゆるく感じてしまう。
少女時代、KARAなどの女性陣もそう。