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自民党の安倍晋三元首相は3日、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が
1、2両日に実施した合同世論調査で、自民党支持率が前回調査(9月3、4両日実施)よりも
2.8ポイント下がって19.9%となり、民主党の20.5%を下回ったことについて
「われわれの発進力を強めていかなければならない。それに尽きる」と指摘した。国会内で産経新聞の取材に答えた。
9月30日発足の自民党新執行部に「期待する」との回答が26.1%にとどまり、
「期待しない」の60.0%を下回ったことについては「腰を低くがっぷり四つ攻めていこうという姿勢だが、
世論受けはしなかったかもしれない。これから一つ一つ成果を上げていくしかない」と述べた。
野田佳彦政権の内閣支持率が3.9ポイント低下したものの、依然56%と高いことに関しては
「前任者(菅直人前首相)に対する評価の裏返しという側面がある。
しばらくは同一内閣が続いた方がいいという国民の声だ」と述べた。
その上で、「粘り強く問題点を指摘していきたい」と語った。
2011.10.3 12:40
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