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長野県諏訪市のみそ製造・販売大手「竹屋」が3日、みそ汁33万食相当のみそ5トンを
東京電力に無償提供した。みそには放射線防御作用があるとされ、福島第1原発の事故現場
で働く作業員のため、藤森郁男社長が諏訪市役所で東電幹部に目録を渡した。
長野県はみその生産量が全国一で、竹屋は「タケヤみそ」の商標で知られる明治5年創業の
老舗。藤森社長は「被ばくの危険がある中、必死で働く方々に頭が下がる。お役に立ちたかった」
と話す。みそは事故現場で働く東電と協力会社の従業員計約3200人に提供される。
みその放射線防御作用は、広島大の伊藤明弘、渡辺敦光両名誉教授らがマウスにエックス線を
照射する被ばく実験で、1週間みそを与えたマウスは与えられなかったマウスに比べ、10倍の
早さで傷ついた細胞が再生することなどを論文で発表している。
福島第1原発の吉田昌郎所長は「現場の励みとなります。1日も早い収束に向け全力を
尽くします」とコメントしている。
▽中日新聞
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