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★被災地で離婚相談が増加傾向 震災後の言動で相手の人間性が見えた?
・東日本大震災以降、仙台市の宮城離婚相談所に「夫や妻と離婚したい」との悩みが
次々と寄せられている。震災を機に、独身者の結婚志向が強まったとされる一方、
厳しい生活環境にある被災地では夫や妻への不満も表面化しているようだ。
宮城離婚相談所の代表中幡時子さん(65)によると、4月から「離婚したい」との
相談が増え始め、9月中旬までに百数十件に上った。昨年の同時期と比べ4割近くの増加。
中幡さんは「震災前から夫婦関係がぎくしゃくしていたケースが多い」と指摘する。
相談の内訳は妻と夫から約半数ずつ。妻からは、夫に以前から抱いていた「自己中心的」
「家庭のことを手伝わない」という不信感がほとんどで、夫からは、震災で妻が精神的に
不安定になったとの内容が大半という。
宮城県名取市の40代の妻の相談は、母親を優先する50代の夫に対する不満。夫は震災後、
自分の家庭をさほど気にかけず、「おふくろが心配」と一人で実家に帰ってしまった。中幡さんは
子どもがいることを考慮し、離婚を考え直すようアドバイスした。
仙台弁護士会は、被災した女性を対象に5月と7月に法律相談会を実施。三十数件の相談のうち、
約8割が「夫が身勝手」「性格が合わない」など離婚に関するものだった。
震災後、東京の結婚情報センター「ノッツェ」への問い合わせは、震災前に比べ約15%増えた。
一方で中幡さんは、離婚相談増加の要因を「夫や妻の震災後の言動によって、以前よりも相手の
人間性が見えるようになってきたのではないか」と分析している。
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