11/10/03 16:28:59.47 0
★元暴力団組員の生活保護認める…宮崎市
・宮崎市の元暴力団組員の男性(59)が、生活保護を認めなかった宮崎市の処分は
違法として、保護申請の却下や保護廃止を取り消すよう求めた訴訟で、宮崎地裁は3日、
「暴力団に所属して収入を得ていたとは認められず、処分は違法」として、請求を認める
判決を言い渡した。
判決によると、男性は2003年に暴力団を脱退したが重い糖尿病で働くことができず、
10年に保護申請したが却下され、その後入院した際に一時支給されたが退院時に
廃止された。
判決理由で島岡大雄裁判長は「男性は就労不能で、暴力団も脱退しており、市は
保護をする義務があった」と認定。
市は宮崎県警に問い合わせ、組員だとの回答があっため保護の要件を満たさないと
主張したが、島岡裁判長は「事務所への出入りなどはなく、組員だとの証拠はない。
県警の暴力団情報は随時更新しておらず、市は県警の情報だけを頼ってはならない」
として退けた。
判決によると、男性は脱退後、05年と07年に生活保護の相談をしたが、市は暴力団
脱退の証拠がないとして申請書を交付せず、脱退届などを添えた申請も受理しなかった。
その後、入院時だけ一時支給されたが、退院時に廃止されていた。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)