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年4~8月の県たばこ税収は前年同期比22・9%増の20億4500万円で、2011年度の年間予算額39億3400
万円を上回るペースで推移していることが1日、県経営管理部のまとめで分かった。たばこは昨年10月に増税され需
要減が予想されたが、課税本数は徐々に前年並みに戻りつつあり、税収増につながっている。増税による県内愛煙家
の禁煙は限定的だったとの見方もある。
11年度当初予算で県は、たばこ税収の見込み額を前年度と同額とした。昨年のたばこ税増税で県税分は40%引き上
げられたが、愛煙家の禁煙が進み税収は伸びないと見込んだ。1~3月の税収は前年同期比15~17%増で推移し、40
%増には届いていなかった。
ところが本年度は4月以降、税収増のペースが加速した。東日本大震災による出荷停止の影響で、5月こそ前年同
月を下回ったが、6月以降は前月を1億円近く上回るペースで推移。8月は前年同月比38・4%増の4億8千万円と、
ほぼ昨年の増税分を反映した格好となった。
同部によると、県内の8月のたばこ課税本数は約3億2700万本で、前年同月(約3億2800万本)をやや下
回る程度となっている。このままのペースで推移すれば、本年度のたばこ税収は予算額を上回る見通しだ。
一方、政府・民主党は震災の復興財源として、たばこ税を12年10月に増税する案を決めた。県は今後、12年度予算
編成作業に本格着手するが、たばこ税の予算額をどう設定するかも焦点になる。
ソース
下野新聞 URLリンク(www.shimotsuke.co.jp)