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(>>1の続き)
韓国籍の生徒らが通う韓国学校は、大阪の建国小中高校など大阪や京都に3校ある
が、いずれも日本の小中高校と同じ「一条校」だ。教員は原則、日本の教員免許が必要
で、韓国語など独自の授業を除いて全て学習指導要領に沿い、検定教科書で授業する。
東京にある東京韓国学校は、小中高校には認められていない各種学校だ。ただ、日本
の大学に進学する生徒も多く、日本の教員免許を持つ複数の教員が社会科などを教えて
いる。
中華学校には、東京中華学校や横浜中華学院といった台湾系の学校と、神戸中華同文
学校など中国系の学校がある。いずれも各種学校の位置付けだが、教員の多くが日本の
教員免許を持ち、歴史や公民を検定教科書で教える。
本国と制度は違っても、日本の教科書で日本国憲法や民主主義を学ぶ。横浜中華学院
は「日本で暮らす子供たちは日本社会についてきちんと学ぶ必要がある」と説明。高校
課程を持つ同校や東京韓国学校は無償化が適用されている。
一方、朝鮮学校は様相が異なる。使われるのは北朝鮮本国が検閲した教科書。社会科
で日本の社会についても触れるが、それ以上に故金日成主席、金正日総書記父子を絶対
化した世界観が徹頭徹尾教え込まれる。
教員は、北朝鮮の政治体制に組み込まれた朝鮮大学校での養成課程を経る必要が
あり、原則、日本の教員免許を持たない。金父子への忠誠心に少しでも疑問があれば、
教壇に立つこともできない。
(続く)