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韓国全州で27日に行われたサッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦、
セレッソ大阪―全北(韓国)で、東日本大震災を中傷する横断幕を掲げた人物が特定された。
韓国側の報道によると、横断幕を掲げたのはAさん(30歳・会社員)。熱烈な全北現代サポーターというよりも、
個人的なサッカーファンだという。全北現代によると、29日午後にチームの事務所に直接訪れ、日本国民と
韓国のサッカーファンに向けて「心からお詫び申し上げます」と公式謝罪をした。
また、Aさんと見られる人物が、インターネット上に謝罪文を掲載していたことも明らかになった。
名前が記されている訳ではないため断定はできないのだが、ネットユーザーや韓国の各メディアはAさん本人が書き、
掲載したとみているようだ。謝罪文は以下の通り。長文のため一部省略した。
大国民 謝罪文(翻訳文)
こんにちは。全北現代ファンのみなさん、全羅道民のみなさん。私は9月27日にあった2011アジア・チャンピオンズ
リーグ8強戦セレッソ大阪との試合で、日本を刺激する横断幕を掲げ、物議をかもした人物です。
私はすべての間違いを認め、許しを請うためにこのような文を掲載することにしました。
まず、今回の地震被害で多くの苦痛に遭った日本と日本人のみなさんに哀悼の意を表し、そして大韓民国の
国民、全北現代ファンを傷つけたことを謝りたいと思います。
すべて私の間違いです。この間の試合で、(セレッソ大阪に)3対4で逆転敗を喫したことがとても腹立たしく、
激憤したあまり非常識なことを犯してしまいました。すべて私の間違いです。
私は今回のことを受け、自粛し、反省するため、全北現代モータースFCから永遠に離れようと思います。
全州ワールドカップ競技場からも離れ、近くにも寄りません。全北現代モータースから下されるそんな処罰も
受け入れるつもりです。
(長すぎるので以下略)
記事、訳:朴 美奈
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