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【ニューヨーク時事】ユーモアがあって考えさせられる独創的な研究を表彰する「イグ・ノーベル賞」の授賞式が29日、
米マサチューセッツ州のハーバード大学で行われ、「わさびのにおい」を使って睡眠中の聴覚障害者らの覚醒に
成功した滋賀医科大学の今井眞准教授ら研究者7人が「化学賞」を受賞した。日本人の受賞は5年連続。
今井准教授らは、わさびのにおいには睡眠からの覚醒作用があり、特に聴覚障害者に有効であることを臨床実験で実証。
火災時に睡眠中の聴覚障害者や耳の遠い高齢者らが逃げ遅れる問題を解決するため、
警報音の代わりに「わさびのにおい」を使って知らせる火災報知器の開発に道を開いた。
時事通信 9月30日(金)10時38分配信
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