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★厚労省 51人の医師を処分へ
患者に手術を行ったように装い、診療報酬をだまし取った、奈良県の病院の元理事長について、
厚生労働省は医師免許の取り消し処分にするなど、合わせて51人の医師と歯科医師を
免許の取り消しや業務停止の処分にすることを決めました。
これは、29日に開かれた審議会の答申を受けて、厚生労働省が決めたものです。
最も重い免許の取り消し処分を受けるのは、奈良県大和郡山市にあった病院の元理事長、
山本文夫医師(53)など2人です。このうち山本医師は、生活保護を受けている
患者に手術をしたように装い、診療報酬をだまし取った罪で、去年、
懲役2年6か月の実刑判決が確定しています。
また、平成10年に川崎市の病院で、患者の呼吸を助ける管を抜いて治療をやめたうえ、
筋しかん剤を投与して死亡させたとして、殺人の罪で、おととし、執行猶予のついた
有罪判決が確定した須田セツ子医師(56)は、2年間の業務停止処分となります。
このほか、医療ミスをしたり診療報酬を不正に請求したりした医師と歯科医師、
合わせて48人が3年から1か月の業務停止や戒告の処分となります。
これらの処分は来月13日付けで行われます。
この処分について、須田セツ子医師は「今も自分の行為は殺人だとは思っていないが、
司法に加えて行政の判断でも罪に当たり、医療をするなとつきつけられたので、従わざるをえない。
1日に100人ほどの患者を診ているが、診療を続けられなくなり、本当に申し訳ない」と話していました。
NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)