11/09/26 18:38:12.29 V9j/39Td0
>>34
―お子さんの障害がわかったのはいつですか、何度も手術を受けたのですか?
○野 田
妊娠12、3週です。臍帯ヘルニアといって、おへその側に肝臓が飛び出している状態でした。
ほかにも、心臓障害、染色体異常とか、重い病気が起こりやすいと言われました
食道閉鎖症で、食道と胃が離れていて、ミルクが飲めませんでしたから、
生まれてすぐに、胃ろうの手術をしました。胃に直接栄養を送る管を入れる手術です。
それから、肝臓を閉じる手術、離れていた食道と胃をつなぐ手術など、
生後5か月までに5回の手術をしました。体重が増えたら、心臓の本格的な手術をする予定です。
鼻から酸素。胃ろうでミルク・・・。いま3本の管が彼を生かしている。
最悪の時は17本くらいチューブが入っていたことを思えば、すごい進歩です。
―野田さんの人生で、子供をつくることはどれくらいの優先順位だったのですか?
○野 田
それが唯一の後悔です。結婚したら、当然すぐにできると思っていたし、
子供がある時点で産みにくくなるとは、誰も教えてはもらわなかった。
生理が毎月あるから子供ができるはずと考えていたけれど、体のほうは遅すぎた。
一番妊娠にいい時期は、18歳から22歳ですよ。36歳を過ぎると妊娠が難しくなる。そんなこと、
学校でも教えないから、私は気がつかなかった。それは若い人に繰り返してほしくない過ちです。
だって、不妊治療はお金がかかるわ、精神的にへこむわ、いいことないですもの。
私みたいなタフな女でも相当へこむ。体外受精は、失敗する度に女性としての能力を否定されるわけです。
最初の結婚で、私はそれを14回やったけれど、思い出すだけで吐き気がします。
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