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発毛にスイッチ入れる物質を発見…米チーム
体に毛を生えさせるスイッチを入れる物質を、
米エール大学の研究チームがマウスを使った実験で発見した。
人間の毛髪にも同じ仕組みがあると考えられ、脱毛症治療などへの応用が期待される。
動物の毛は、毛の元になる「幹細胞」が分裂や変化を繰り返すことで生える。
だが、幹細胞が何をきっかけに変化を始めるのかは、わかっていなかった。
研究チームは、毛根の周りにある「脂肪前駆細胞」に注目。
その数を調べたところ、毛が成長する直前に増えていた。
脂肪前駆細胞ができないようにマウスの遺伝子を操作すると、毛は成長しなかった。
さらに脂肪前駆細胞の働きを調べた結果、この細胞が「PDGF」というたんぱく質を作り、
PDGFが毛の幹細胞に作用して毛が生え始めることがわかった。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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