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★「汚染農産物持ち込むな」 花火、ショップ出店…相次ぐ中止 心ない「風評」拡散
花火大会や送り火、ショップ出店…。東日本大震災の被災地を応援しようと企画された
イベントが「放射能が拡散する」と懸念する住民の声を受け、中止されるケースが相次いでいる。
住民の不安に応えることが、被災地への心ない仕打ちにつながる場面も出ているだけに、
首長らも頭を痛める。放射線に対する正しい理解に基づく冷静な対応が求められている。
■何が正しいのか…
「正直何が正しかったのかいまだに分からない」。福島県産の花火の打ち上げを中止した
愛知県日進市の萩野幸三市長が22日、花火店などへの謝罪後、報道陣に向けて吐露した言葉だ。
問題は18日夜、同市で行われた「にっしん夢まつり・夢花火」で起きた。復興を支援しようと、
被災3県の花火を含め計2千発の打ち上げを予定していたが、市民から「汚染された花火を
持ち込むのか」などとクレームが相次いだ。
市や商工会でつくる実行委員会は福島の花火を打ち上げないことを決め、福島県川俣町の煙火店が
作った80発を、愛知県内で製造された別の花火に差し替えた。
市民からのクレームが約20件だったのに対し、中止後に全国から寄せられた苦情は約3500件。
「市民が不安を感じる状況で打ち上げは難しい」としていた萩野市長も、「新たな風評被害への
心労を招いた」と謝罪に追い込まれた。
8月に京都市で行われた「五山送り火」でも同種の問題が起きた。震災の津波でなぎ倒された
岩手県陸前高田市の国の名勝「高田松原」の松で作ったまきを燃やす計画が「放射能汚染が心配」
などとする市民の声を受け二転三転したあげく中止となった。(>>2以降に続く)
▽ソース:産経新聞 2011.9.24 11:31
URLリンク(sankei.jp.msn.com)