11/09/24 21:29:36.35 0
>>1の続き
同市の三保市長は23日夕方、市幹部から知らせを受け、市と地元JAなどによる緊急の対策会議を24日開くことを決めた。
結果について「厳粛に受け止めるが、具体的な対策は本検査の結果を待って決める。あらゆる検査結果を情報公開し、
国民の安全安心を守ることが産地の義務で、風評被害を克服する唯一の道だ」と語った。
だが、稲作農家の衝撃は大きい。小浜地区から遠くない市内の専業農家、近藤恵さん(31)は「これで完全に風評被害が出る。
同じ二本松なので困る」とため息をついた。東京電力福島第1原発の事故後、既に今年のコメの購入をキャンセルする客も出ている。
「お金で補償してもらうだけでは済まない。我々は客の信用を失った。今は先が見えず、希望をなくした状態だ。
なぜ小浜地区でこれだけのセシウムが検出されたのか、せめてきちんとした分析をしてほしい」と訴えた。
地元の「みちのく安達農協」の斎藤道雄組合長(70)は「早場米は無事に出荷でき、これまでの検査は大丈夫な数値だったので安心していたが、
大変なことになった。出荷停止は本検査の結果を待つしかないが、農家には何の落ち度もない。
原発がなければこういうことにはならなかったのに」と怒りをあらわにした。(おわり)