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ジョゼフはニジェールに向かったが、その調査の結果としてそのような疑惑は根拠がないと報告した。
だが、それでもアメリカ合衆国政府は調査が不足しているとして
「ウィルソン報告書」を握りつぶしニジェール疑惑を残し続け
ブッシュ大統領は大量破壊兵器があると世論に訴え続けた。
チェイニー副大統領の首席補佐官ルイス・リビーは再調査を依頼した。
だが、現場では無駄だという観測が広まっており
ジョン・マクローリンCIA次長はこれ以上調査を行っても不可能だと反論した。
その後2002年の後半頃からイラクのアル=カーイダ支援
大量破壊兵器開発、
ル=カーイダに対する大量破壊兵器の輸出の可能性をアメリカは強調し始めた。
2003年1月28日の一般教書演説では、イラクがニジェールからウランを輸入し、
らに他国からウラン濃縮に使う遠心分離機用の「アルミ・チューブ」を輸入したという2つの諜報を得たとして、
ラクが核開発を行っていると主張した(いわゆる16語)。
だが批判は少なくなく、イラク侵攻直前の2003年3月7日にも
国際原子力機関のモハメド・エルバラダイ事務局長は国連安保理への報告で
「ニジェール疑惑は偽造文書」「アルミ・チューブはロケット・エンジン用」と断定していた
そのような状況の中、2003年3月19日(日本時間20日)にイラク戦争は開戦されたが
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大量破壊兵器は発見されなかった
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