11/09/24 07:06:30.83 JrTxe9kM0
ヨーロッパの貴族と教会がグルになって行なったのが「十字軍」の遠征。
実際には異教徒から聖地を取り戻す、なんてことは考えてなくて、海外から
いかに財宝や奴隷を持ち帰るか? の競争になってた。
各地で惨殺行為や略奪行為、強盗や強姦ばかり繰り返したの。背景には
ヨーロッパに今も色濃く残ってる「魔女狩り」などの影響がある。
魔女だ異教徒だ、って決めつけて荘園や財産を持つ貴族や商売で成功した
商人を狩って私物化した歴史が有るんだよ。教会が私腹を肥やす為にも
使われたの。全てを「神」のせいにして少数民族や地方都市の侵略にも
用いられた。神の名を借りて非道な行為を正当化することが何度もあった。
これが現代の死刑廃止運動にまで連綿と繋がるのは、宗教裁判などを用いて
荘園や農地を私物化したり、少数民族や地方を弾圧して「バンバン虐殺した」
結果、深い恨みになってる。北アイルランド紛争、IRAのテロ攻撃なども
そこに繋がるんだよ。
国内やヨーロッパでそういった行為をやりすぎて、攻めてく場所が無く
なった。次いで矛先をイスラムに向けた。ヨーロッパの教会とか貴族が
身勝手な「十字軍の遠征」都合がいい時だけ神様を利用して宗派間の対立を
煽っていなければ、パレスチナ問題もここまで激化してはいない。