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県内でオートバイやミニバイクの盗難事件が急増している。今年7月末までの発生件数は昨年より112件増え、署別ワーストの鈴鹿署管内では、
ミニバイクが被害車両の9割近くを占める。同署は、鍵を掛けないことが被害の増加につながっているとみて、持ち主に盗難防止策の徹底を呼び掛けている。
県警刑事企画課によると、県内のバイク盗難は今年7月末までに492件発生。昨年同期(380件)比で29・5%の増加率は、
都道府県別では佐賀(34・7%)、福井(31・6%)に次いで全国で3番目に多い。
県内の署別ワーストは、148件の鈴鹿署管内で県内全体の3割を占める。次いで四日市北署の47件(昨年同期比17件増)と津署の50件(同8件増)の順。
鈴鹿署によると、今年春ごろから被害が増え、8月末時点の盗難台数は169台に。うち9割近い150台がミニバイクで
「気付いたら自宅やアパートの駐輪場から盗まれていた」との例が多い。盗難車両のほぼ半数が路上に放置されたり、
水路や川に突っ込んだりした状態で見つかっており、同署は転売目的ではなく「足代わり」の乗り捨てが多いとみている。
同署は、オートバイ盗に関わったとして8月末までに10人の少年を摘発。少年たちは調べに「乗って遊びたかったから」と話している。
ミニバイクは、持ち主がエンジンキーを抜くだけでワイヤ錠すら掛けない例が多い。「盗みやすさ」が被害の増加に拍車を掛けている可能性があり、
鈴鹿署は「とにかく鍵を掛けること。金属製のU字形ロック錠をするのが効果的」と呼び掛けている。
(高木梨恵)
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画像 前部が破壊された状態で、鈴鹿市内で8月ごろに発見されたミニバイク(鈴鹿署提供)
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