11/09/22 23:55:58.87 0
三重県からの補助金などで今年3月に建設された同県鈴鹿市の特別養護老人ホームをめぐり、
1次下請けの建設業者(大阪市)が2次下請けの三重県内の4業者に支払う契約だった工事代金計8100万円が
不払いになっていることが分かった。県は「民事の問題で調査権限がない」と説明している。
特養は、鈴鹿市の社会福祉法人かがやき福祉会運営の「かがやきの杜」。
鈴鹿市を通じて県から補助金1億円を受けたため、この法人が鈴鹿市契約規則に
基づいて入札を行い、中日本建設(同県四日市市)が2億7千万円で落札した。
中日本建設は、電気設備や外溝などを除く建築工事を大阪市東淀川区の
建設業「ウォーターテクノ」に1億6千万円で発注。ウ社はさらに2次下請け11社と契約した。
関係者によると、中日本建設はウ社に対し、昨年10月から6回にわたって計1億5600万円を支払った。
ところがウ社は2次下請けに基礎工事代金などを支払った後、連絡が取れなくなった。
業者から相談を受けた大阪府は今月5日、事業所の実体が確認できないとして、
ウ社の建設業許可を取り消した。関係者によると、ペーパー会社の疑いがあるという。
特養は今春から入所者を受け入れており、昨年7月に設立された福祉会が運営している。
中日本建設の担当者は「ウ社とは、福祉会の紹介で契約した」と説明。
一方、福祉会は取材に「責任者と連絡が取れず、分からない」と話している。
2011年9月22日 09時13分
URLリンク(www.chunichi.co.jp)