11/09/21 07:33:54.10 GLUWEFKC0
>>139
23 :可愛い奥様:2011/09/16(金) 00:48:13.04 ID:NrD5wjgP0
■刺激が強い、弱酸性■
もう一つは、最近多い「ビオレU」をはじめとする弱酸性といわれるもので、
皮膚は弱酸性だから弱酸性がよいという論理です。この成分は化学調味料
「グルタミン酸ソーダ」をさらに化学変化させたものですが、すでに数年前に
小児皮膚科学会で普通のせっけんよりもかえって刺激性が強く、
特にアトピーの患者に対しては好ましくないと報告されています。
これらは、はじめ味の素が特許を取り「ミノン」という商品名でしか発売されていなかったのですが、
ミノンの特許が切れ、どこでも発売できるようになったのです。実は
「ビオレU」は去年までは中身が弱酸性ではなく、「MAP」(モノアルキルフォスフェイト)という
成分でつくられていました。これはいわゆるリン酸塩そのもので、
合成洗剤のリンがすでに廃止になっているのに、それが体を洗うものに入っているのは
おかしいと以前から批判されてきたわけですが、突然去年からこのリン酸塩をやめて
弱酸性に切り替えました。しかし、弱酸性の成分のグルタミン酸は窒素系列で
、リンとともに富栄養化問題を再発させる恐れがあります。
このように、ダヴの中性、ビオレの弱酸性、どちらもアルカリ性を嫌っていますが、
本当はどうなのでしょうか。日本と世界の長い歴史の中で、温泉は人間の健康と
皮膚の疾患の改善に効果を上げてきましたが、この温泉はたいがいアルカリ泉です。
「ビオレU」の製造元の花王の固形せっけん「ホワイト」、
入浴剤「バブ」(主成分:炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム)はどちらも弱アルカリ性です。
もしアルカリ性が肌に悪いなら、即刻これらの製品を廃止すべきでしょう。
結局、売るための方便として「弱酸性」を使用しているにすぎません。
*日本消費者連盟発行「消費者レポート」第1129号より転載
URLリンク(www.pofa.jp)