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「子ではなく収入源」娘に売春強要の実母初公判
実の母親が中学3年生だった娘に売春をさせ、 その金をパチンコや生活費にあてていた。
全国的にも波紋をよんだ少女売春事件。 和歌山市の母親(36)の初公判が4日、
和歌山家裁(杉村鎮右裁判官)で開かれた。
検察側の論告によると、 平成19年5月ごろからことし3月までの間に売春で100万円以上を稼がされていた少女は、
「ママやお父さんのせいで普通の中学生活を送れなかった。 私の体は汚れてしまった。 許すことができない」 と話しているとし、
少女に与えた影響の大きさを浮き彫りにした。
起訴状によると、 母親は少女の義父と共謀し、 「携帯電話の代金が払えない。 私も昔援助交際をしていたからあんたにやらしても何とも思わん」 と売春を強要。
起訴事実に対し母親は 「間違いありません」 と事実を認めた。
検察側は、 売春のため出会い系サイトに名前を出させ、 段々と生活費もあてにするようになるなどの母親の行為に対し
「少女が自分たちを恐れていることを利用し、 子どもとしてではなく、 収入源として見ていた」 と主張。
被告人質問で杉村裁判官は 「夫と一から出直したい」 と答えた母親に対し、
「少女(娘)にできることがあるだろう。 その言葉を聞いて少女が出直せると思うか。 すごいひどいことをしたんだろ」 と叱りつける場面も。
母親は 「すいません。 もっともっと努力してまっとうな母親になります」 と涙を流して小さな声で答えた。
検察側は、 「人道上許されず、 卑劣で悪質な行為」 として懲役5年、 罰金10万円を求刑。
弁護側は、 「十分反省しており、 償う機会を与えてほしい」 と執行猶予付きの判決を求め結審した。 判決は25日。
少女の売春を母親と共謀していた少女の義父(47)の初公判は18日に行われる。
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