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紀伊半島豪雨に見舞われた和歌山県田辺市熊野の土砂ダムで20日朝、水があふれ出す「越流」が始まった
。周辺は厚い雲に覆われ、雨が降り続いた。「いつ決壊するのか」。泊まり込みで警戒していた防災担当の
市職員らは対応に追われ、避難住民らは不安そうな声を漏らした。
同市面川の高台にあるNPO法人の施設に避難していた5世帯10人には同日朝、再び避難の指示が出た。
自宅から避難していた農業男性(60)は「昨晩は打ち付けるような雨が降った。ダムがいつ決壊するか
不安だった」とつぶやいた。
「決壊は時間の問題だろう。避難の徹底など行政としてやるべきことはした」と話すのは市の災害対策本部の
宮脇寛和防災対策室長。「でも経験がないことなので、何が起きるか分からない」と顔をこわばらせた。
奈良県十津川村では、被害が少なかった村立小学校1校が20日に授業を再開する予定だったが、朝に
なっても大雨警報が解除されなかったため、延期に。
ある村職員は「うちにも子どもがいるが早く学校に行きたがっている。でも当分は再開できそうにないですね」と
大雨が降る窓の外を見つめた。
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