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「橋下徹大阪府知事にもの申す」と、橋下氏の手法に批判的な有識者らがパネリストを務める
市民集会が17日夜、大阪市内で開かれた。ファシズムをもじり「『橋下』主義(ハシズム)を斬る」
と過激なタイトルで講演や討論が行われ、「病理を感じる」「大阪都構想は可能性ゼロ」などと厳しく
糾弾。会場には平松邦夫大阪市長や既成政党の地方議員の姿もあり、11月に想定される大阪市長選と
府知事選のダブル選が近づく中、勢いづく橋下氏や大阪維新の会に対し“反橋下派”が反転攻勢を
アピールする形となった。
市民有志の実行委員会が企画。約220人が訪れ、会場は立ち見も出た。
基調講演した政治学者の山口二郎・北海道大教授は「大阪には日本政治の苦悩と危険が凝集している」
と指摘し、橋下政治の特徴を「官僚主義と単純な市場競争主義の組み合わせだ」と説明。「橋下知事は
権力による支配をしている。上から枠をはめないといけないという貧困な人間観しかない」と激しく
批判した。
さらに、大阪都構想の実現性について「実現の可能性はゼロだと思う。だからこそ、いつまでも
こねくり回している」と述べた。
講演の後に行われた討論でも、橋下氏の手法や姿勢を疑問視する意見が続出。精神科医の香山リカ・
立教大教授は「橋下さんはバトルの構図を描くのが得意だが、世の中の価値観では白黒つかないことが
多い」とし、「精神科医としては、白か黒かしか判断できない状態には病理を感じる。橋下知事を支持
する人が増えているのは、追い込まれている人が多いからのようにもみえる」と指摘した。
また、社会学者の薬師院仁志・帝塚山学院大教授は、維新が府議会で議員提案する教育基本条例案を
めぐり、府内部でも反発が高まっている現状をとらえ、「橋下知事が選んだ教育委員でも、維新の会と
違うことを言えば、自分の意見が通らないような状況。そんな状態で民意が反映されるとは思えない」
と話した。
(>>2-に続く)
▽産経ニュース
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