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小泉純一郎元首相は18日、川崎市川崎区内で講演し、
福島第1原発事故を受けた今後のエネルギー政策に関して
「政府は原発建設を進めてきたが、この費用を安全な自然エネルギー開発に使い、
原発依存度を下げるべきだ」と述べ、“減原発”実現を訴えた。
同時に「政府は、原発は低コストだとしてきたが、高レベル放射性廃棄物を
処分するには、膨大な費用と数万年単位の時間がかかる」と指摘、
原発はコスト面でも問題があるとの認識を示した。
東日本大震災に関しては「震災の困難をチャンスに変えることが
日本ならできる」と、小泉氏独特のジェスチャーを交えて語った。
2011/09/18 21:25
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