11/09/17 13:16:18.35 zuBAnvOJ0
今回の事故には数々の不明点があるが、「爆破ボルト」の存在もその一つだ。
ベント(圧抜き)を行う弁は電動式のため、電源喪失時には動かなくなる。
その時のため、爆薬を仕込んだボルトで固定しておいて、
いざとなったら爆破させて弁を排除するようになっていた。
つまり、電源喪失時にベントを行うマニュアルが無いという事は、
本来は弁を強制排除する手はずだったという事だ。
ところが、なぜか容器内の圧力が上昇しきって、水素発生の危険が出るまで放置されていた。
高温高圧時の、水素発生の危険性は化学の初歩だから、想定されていないわけがない。
電源喪失時には、速やかに爆破しないことには、爆破ボルトの意味が無い。
つまり、事故直後に行うべき処置をなぜか行わず、自体を悪化させていることになる。
「なぜか遅れる必要な処置」が今回の事故のキーワードだな。
破壊工作-サボタージュ-の匂いがする。