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・液晶画面に触れるだけで簡単に操作できるタブレット端末。その国産品の一角が脱落した。
シャープは15日、昨年12月に鳴り物入りで発売した「ガラパゴス」の自社販売を今月30日で
終了すると発表した。わずか10カ月の短命となった背景には、先行する米アップル社
「iPad(アイパッド)」の勢いに勝てず、さらに電子書籍のコンテンツ不足などが重なった。
さらに、人気の多機能携帯電話「スマートフォン」にもアピール力で及ばなかったことなどが浮上した。
シャープのタブレット端末「ガラパゴス」はカラー液晶パネルで、画面に触れるだけの簡単操作が、
大きな“売り”のはずだった。電子書籍を楽しんだり、新聞、雑誌の定期配信サービスを受けられ、
書店やコンビニなどに行かなくても文字情報を入手できることでヒット商品をもくろんでいた。
この時点では、電子書籍を扱う専用端末で、ゲームや動画などを自由に楽しむことはできなかった。
利用者や購入予定者からの強い要望もあり、今年8月11日から、米グーグル社の基本ソフト(OS)
「アンドロイド」を導入して、遅ればせながら多機能搭載のタブレット端末として生まれ変わったが、
消費者を振り向かせることにはつながらなかった。
シャープは「2011年の早期に100万台」との目標を掲げていたが、業界関係者の間では
「目標達成は絶望的」との見方が広がっていた。調査会社のBCNによると、今年8月の
タブレット端末の国内販売台数シェア(量販店などの店頭販売分)は「iPad」のアップルが
59・8%で断トツ。以下、外資系の日本エイサー、韓国サムスン電子、台湾メーカーが続き、
国内トップは5位の東芝で4・3%。シャープはインターネットでの直販分を含まないこともあるが、
わずかに1・5%にとどまっていた。(>>2-10につづく)
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