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福島県の山林で採れた野生のきのこから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが
相次いで検出され、これからきのこ狩りのシーズンに入ることから、政府は福島県に対して
会津地方の一部を除く43の市町村で野生のきのこを採ったり販売したりしないよう指示しました。
福島県では棚倉町で採れた「チチタケ」から国の暫定基準値の56倍にあたる1キロ当たり
2万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたのをはじめ、いわき市や白河市など
6つの市町村で採れた野生のきのこから国の基準を超える放射性セシウムが相次いで
検出されています。
これらのきのこは、いずれも生きた木の根から栄養を吸収して成長する菌根性きのこで、
枯れ木や枯れ葉などから養分を吸収するきのこと比べると放射性セシウムを10倍程度
吸収しやすいとされています。
政府は今月6日に棚倉町と古殿町に出荷停止などを指示していますが、野生のきのこは
出荷の管理が難しいうえこれからきのこ狩りのシーズンに入ることから、福島県の会津地方の
一部を除く43の市町村に出荷停止の指示を拡大して、野生のきのこを採ったり販売したり
しないよう求めることになりました。
また、国の基準を大幅に超える放射性セシウムが検出された棚倉町といわき市には
あわせて摂取制限を指示し、野生のきのこを食べないよう求めています。
●ソース:NHK 9月15日 17時55分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)