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★民主、政策決定の新システムがスタート
政策決定をめぐり、民主党では新しいシステムがスタートしました。
「一番大事な政策決定のシステムを全員で共有していただくこと」(民主党 輿石東幹事長)
鳩山、菅両内閣では政策の決定権は内閣側に一元化していましたが、
新しい仕組みで特徴的なのは、これまでより党の権限が強くなる点です。
法案などは全ての議員が参加できる政策テーマ別の部門会議で審議され、政調役員会などを経て政調会長が了承します。
その上で、さらに輿石幹事長らも参加する政府・民主三役会議が最終的に決定するという形です。
「最終的な判断は、政府・民主三役会議というところで決定をすることになります」(藤村修官房長官)
藤村官房長官は注目を集める八ッ場ダムの建設問題で、さっそく、このように述べました。
一方、民主党議員からは・・・
「党の意見がどれぐらい反映されて、内閣の意見がどれぐらい反映されるのか、
それは綱引きになるんじゃないかと思いますけど」(民主党 生方幸夫衆院議員)
また、新しい仕組みの中で前原政調会長がどう動くのかも焦点です。
「武器輸出3原則についても見直すべきだ」(民主党 前原誠司政調会長)
就任直後、ワシントンで持論の武器輸出3原則の見直しを打ち出した前原氏。
党内からは、政府や党との調整がないままの発言に警戒する声が出ました。
「党内でもめそうなことをなぜ言うのか。前原さんの政局観を疑う」(民主党議員)
前原氏は防衛部門会議での議論を要請していましたが、13日の会議では関連する発言は出ませんでした。
新たな政策決定の仕組みは、政策面で前原氏に権限が集中しすぎないよう、
輿石幹事長らが関与できる形をとったという見方が党内から出ています。
「政府、与党一体となって物事を決めていく。政調会長の事前了承制というものが
両方が担保される仕組みになっている」(民主党 前原誠司政調会長)
13日、前原氏はこのように述べましたが、政策面でも挙党態勢を狙った仕組みは、
野田政権にとって新たな火種となる可能性をはらんでいます。(14日16:44)
TBS URLリンク(news.tbs.co.jp)