11/09/14 22:38:03.83 Y8NG9dVs0
何かと言うとチェルノブイリと比較する人がいるけど、それはあまり妥当な比較ではない。
ロシア(当時ソ連だが)では、昔から伝統的に森のキノコをとって食べるという習慣がある。
キノコ狩り自体が家族の団欒で、取ったキノコをシチューやパイの具にして食べるのだ。
日本人が魚を食べるのよりもっと深く生活に根付いた習慣だろう。
チャルノブイリの事故の後も、もちろんこの習慣は続いた。
家族の団欒を維持するもっともポピュラーな方法だし、当時のソ連の末期的な経済では食糧が足りなかったからなおさらやらずにはおけなかった。
ソ連時代の科学者でもキノコを食べるな、と警告する人はチラホラいたけど、その程度のことで辞めるような習慣ではなかった。
キノコ狩りはいまでも続いている。
これはすごく大きなことだと思う。