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★福島第一原発沖の海水放射能汚染、事故前の268倍
・文部科学省は12日、宮城、福島、茨城県沖での放射能汚染の海水調査について、
「不検出」とされた地点を高感度分析で再調査したところ、セシウム137の濃度が
東京電力福島第一原発の事故前と比べて最大268倍だったと発表した。
文科省はこれまでの海水調査で、セシウム137は1リットルあたり9ベクレルを
検出下限値としており、それ以下は「不検出」と発表していた。結果を早く出すことを
優先した簡易調査のためというが、海洋汚染の拡散の実態を明確にするため、
原子力安全委員会などが高感度分析を求めていた。
7月下旬に第一原発の沖合約30~60キロで「不検出」とされた3地点を抽出し、
精度を高めて再分析したところ、セシウム137は1リットルあたり0.51~
0.049ベクレルだった。文科省が毎年行っている第一原発から約25キロ地点の
2009年の調査結果の最大値(1リットルあたり0.0019ベクレル)と比べると、
268~26倍だった。基準値(1リットルあたり90ベクレル)比では、1%以下で
大幅に下回った。
文科省は今後、第一原発からの距離で精度を区分し、沖合30キロ以上の地点は
精度を9千倍高めて1リットルあたり0.001ベクレルを下限値として分析していくという。
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