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夕立で水あふれる可能性…奈良、和歌山の土砂ダム
国土交通省近畿地方整備局は１２日、奈良県五条市大塔町清水と和歌山県田辺市熊野にできた
土砂ダムから、夕立程度の雨で水があふれ出す可能性があると発表した。
「雨が降らなければ、ただちに決壊する可能性は無い」としているが、引き続き警戒を呼びかけている。
整備局によると、大塔町清水では３０ミリ程度、田辺市熊野では１０ミリ程度の雨が降った場合、
上流などから集まる水がダム上部に達する可能性がある。
水があふれるまでの推定降雨量は、国土地理院と航空写真を用いて土砂ダムの詳細な形状などを測り算出した。
９月８日の発表では、大塔町清水では６０ミリ程度であふれるとされていたが、
測定精度を上げたところ、半分程度の雨量でダム上部に達することが分かった。
スポニチ [ 2011年9月12日 13:00 ]
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