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【「救急患者のたらい回し」について】
数年前になりますが、救急患者のたらい回しの報道が
さかんになされ、その原因として「医師不足」が声高
に叫ばれていた時期がありました。
しかし総務省消防庁が発表した資料などによれば、
それはどうも事実ではなかったようです。
一例を挙げます。東京都と静岡県を比べてみます。平
成19年度の救命救急センターにおける、転院搬送分
を除いた搬送回数(救急車を受け入れた数)は、東京
都が23,165回、静岡県が23,885回とほぼ同数で
す。
受け入れ施設数は東京都が26施設、静岡県が6施設。人口10万人当たりの医師数も東京都が282.0
人、静岡県が177.2人です。
ところがたらい回し率、救急車の受け入れを拒否した
割合は、静岡県が0.9%であるのに対して東京都は
31.0%と、静岡県の約34倍にもなってしまってい
るのです。