11/09/10 08:42:21.17 JrE223ez0
>>936の続き
現実は違う?いや、まったく違わない。
実際と違うのは唯一、最初に100億借りて終わりではなく、
その借金を返済する前に「新たに別の借金をする」ということが繰り返されているという点だ。
つまり1本道路を作るに100億借りてそれで終わりでなく、次の道路、
さらに何か別の建物や工場を建てるとかで、借金に借金を重ねる。
すると世の中に出回るカネは、最初の100億を返し終わる頃には、別の借金で1000億、20000億と
ふくれあがっているで簡単に返済できる。
通常はこの発展のサイクルは、社会が成熟して先進国と言われるようになるまで50年かた60年続く。
しかし資源は有限で人口も有限。発展にも限度がある。
いよいよ先進国の仲間入りをしたら発展の速度は鈍り、建物も十分で新たな借金は必要なくなる。
するとどうなるか?
あの20年後に一銭もなくなった村と同じことが壮大なスケール、すなわち数千兆、数千兆の規模で起こるわけで、
これを大恐慌という。
つまり今の通貨システムは本当は誰も貯金できない(誰かが貯金すると借金を返せない)という欠陥システム。
カネはただただ借金するときにのみ増えるのだよ。