11/09/11 01:30:05.99 +BLzH98o0
>>697
ベクレルは1秒間に発射される、放射線の「粒つぶ」の数
セシウム137の場合、1つの粒が0.6617MeV(ごくわずか)というエネルギーを持っている
だから
粒の数 × 1粒のエネルギー = 全体の放射線の強さ
なんだけど、遠くに行けば行くほど、だんだん途中でエネルギーを使うので、放射線は弱くなる
途中で、どのくらいの割合でエネルギーを使っちゃうか、が線エネルギー付与(LET)
粒の数 × 1粒のエネルギー × LET = その場所での放射線の強さ
その場所での放射線の強さ
を実効線量といって単位(グレイ)であらわす。
グレイ × 人体に与える影響度 (セシウムの場合「1」) = シーベルト
そんな計算で、外部被ばくの場合のシーベルトを計算することができるけど、
実際は、計算済みの表とか係数があるから、いちいちこんなことを考えない