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・野田佳彦内閣が発足した。世論調査の支持率も高いようだ。まずは、野田首相にお祝いを申し上げたい。
初当選同期でもある野田氏で印象深いのは、私が官房副長官時代、彼が「4度の国会決議などですべての
戦犯の名誉は回復されている」として、A級戦犯が合祀されていても首相の靖国参拝に問題はない-という
質問主意書を提出したことだ。
私も元来、国際法の法理として、講和条約(サンフランシスコ平和条約)が結ばれた時点で、戦争裁判は
効力を失うと認識しており、いわゆるA級戦犯とされる方々は、国内法はもとより国際的にも犯罪人ではないと
考えている。
私は、野田氏が正しい認識を持った保守政治家だと理解している。理念を貫き、すべきことを
してほしい。ただ、期待するからこそ、注文もつけたい。
民主党幹事長に「日教組のドン」輿石東氏を起用したことは問題だ。小沢・鳩山グループを
掌握するための政治的技術だろうが、日本の教育をゆがめてきた日教組のドンが、絶大な権力を
握る与党幹事長に就くことによる、教育現場への悪影響を非常に懸念する。
厚労相に小宮山洋子氏をあてたことも理解できない。彼女は、家族の価値を認めないジェンダー
フリー論者であり、夫婦別姓推進論者である。そんな人物が、子育て政策の責任者になるなど、おかしい。
平岡秀夫氏の法相起用は異常だ。彼は民主党左派を自任し、光市母子殺人事件の加害者弁護団の
奇妙な主張を支持しただけでなく、息子を少年に暴行死させられた母親に対して、「彼らにも罪を犯す
事情があったんですよ」と言い放った人物である。
就任会見で、平岡氏は死刑執行について当面は執行しない考えを示した。江田五月前法相を
含め、ここ3代の法相は死刑を執行していない。このままでは、なし崩し的な死刑停止につながりかねない。
野田氏は組閣について「適材適所」と語ったが、これで彼の政治理念が実行できるのか。
正直、「適材不適所」内閣と言わざるを得ないのではないか。(自民党衆院議員)(抜粋)
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