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北朝鮮の人権侵害を考える国際会議が７日、都内で開かれ、脱北者のほか、
拉致被害者の曽我ひとみさんの夫チャールズ・ジェンキンスさん（７１）らが
出席し、強制収容所解体や拉致問題解決を求めた。
ジェンキンスさんは「拉致被害者の横田めぐみさん＝失踪当時（１３）＝は、
まだ生きていると思う」と述べ、救出を訴えた。
脱北者の男性は、作業がノルマに達しない場合、食料が削られたと証言。また、
靴下や肌着が一切支給されないために、凍傷で足を切断するケースもあったと
明かした上で、「（北朝鮮で）まだ苦痛の中に生きている多くの人に自由を
もたらすため行動を起こしてほしい」と呼び掛けた。
１３歳から脱出するまでの２８年間を収容所で過ごした女性は、１年に
１０００人も公開銃殺されたと述べた。
会議は国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」などが主催。８日には
約１５カ国のＮＧＯで連合組織を設立し、問題解決を求めていく予定だ。
ソース：URLﾘﾝｸ(www.jiji.com)