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★【安倍晋三の突破する政治】新政権は“適材不適所”内閣
野田佳彦内閣が発足した。世論調査の支持率も高いようだ。まずは、野田首相にお祝
いを申し上げたい。東日本大震災の復興や日本経済の再生、山積する外交課題など、日
本政治は待ったなしだ。迅速果敢な対応を期待したい。
初当選同期でもある野田氏で印象深いのは、私が官房副長官時代、彼が「4度の国会
決議などですべての戦犯の名誉は回復されている」として、A級戦犯が合祀されていて
も首相の靖国参拝に問題はない-という質問主意書を提出したことだ。
私も元来、国際法の法理として、講和条約(サンフランシスコ平和条約)が結ばれた
時点で、戦争裁判は効力を失うと認識しており、いわゆるA級戦犯とされる方々は、国
内法はもとより国際的にも犯罪人ではないと考えている。
そもそも、罪刑法定主義上、事後法で裁いた極東国際軍事裁判(東京裁判)には、
大きな問題がある。だからこそ、A級戦犯として有罪判決を受けた重光葵氏や賀屋興宣
氏は釈放後、法相に就任し、重光氏は勲一等を授けられているのだ。
野田氏の質問主意書に対し、私は事務方に「分かりやすく、明確に答弁するように」
と指示した。そのうえで、野田氏に電話をかけて、「あなたの質問主意書は大変立派
だ」と伝えた。最近、野田氏と話す機会があったが、「よく覚えています」と話していた。
私は、野田氏が正しい認識を持った保守政治家だと理解している。理念を貫き、すべ
きことをしてほしい。ただ、期待するからこそ、注文もつけたい。
民主党幹事長に「日教組のドン」輿石東氏を起用したことは問題だ。小沢・鳩山グループ
を掌握するための政治的技術だろうが、日本の教育をゆがめてきた日教組のドン
が、絶大な権力を握る与党幹事長に就くことによる、教育現場への悪影響を非常に懸念する。
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)