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★「藻から石油」仙台で実証=実験用施設、年内にも―筑波大
・藻類バイオマスによる石油代替資源の生産モデル確立に向けた実証実験を、
仙台市や東北大と共同で行うと5日、筑波大の渡辺信教授が同市で発表した。
渡辺教授は、石油の主成分である炭化水素を作り出す藻類「オーランチオキトリウム」を
昨年12月に発見した。
オーランチオキトリウムは、1ヘクタール当たり年間最大で1万トンの炭化水素を生産するとの
試算もあり、石油に代わる次世代エネルギーとして実証化が期待されている。水中の有機物を
吸収して増殖するため、実現すれば水質浄化とエネルギー資源確保の一石二鳥がかなう
「夢のようなプロジェクト」(渡辺教授)だ。
実験は、仙台市宮城野区の下水処理場の生活排水を利用。東北大とも連携し、3~4年かけて
最適な水温や水中の酸素量、有機物の割合などを研究する。早ければ年内にも試験用プラントを
建設し、徐々に規模を拡大していくという。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※元ニューススレ
・【科学】石油作る藻「オーランチオキトリウム」 仙台市、筑波大・東北大と研究着手へ★3
スレリンク(newsplus板)
・【研究】 "日本に朗報か" 「石油」をつくる有望な藻類、日本で発見…施設できれば、日本の石油輸入量程度は生産可能★7
"球形で直径は5~15マイクロメートル(マイクロは100万分の1)。水中の有機物をもとに
化石燃料の重油に相当する炭化水素を作り、細胞内にため込む性質がある。
同じ温度条件で培養すると、これまで有望だとされていた藻類のボトリオコッカスに比べて、
10~12倍の量の炭化水素を作ることが分かった。
研究チームの試算では、深さ1メートルのプールで培養すれば面積1ヘクタールあたり
年間約1万トン作り出せる。「国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万
ヘクタールにすれば、日本の石油輸入量に匹敵する生産量になる」としている。"
スレリンク(newsplus板)