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(>>1からの続きです)
気象庁によると、20年7月の31日間のうち、
大阪では最高気温30度以上の真夏日が24日間、
35度以上の猛暑日は5日間あった。男性の両親に対し、
会社関係者は「商品が一瞬で売れ、全員くたくただった」と明かしたという。
自殺する1週間前の7月26日の業務日報には、男性が「倒れそうです」と書き残し、
同僚の従業員も「体調管理したいです」などと過労を訴える記述をしていた。
父親(64)は「このとき会社が何とかしていれば、息子は死んでいなかった」と話している。
男性は就職氷河期さなかの15年に大学を卒業しており、
運送会社に正社員として採用されるまでの5年間はアルバイトなどを続けていた。
遺品には、ぼろぼろに使い古した担当地域の地図や商品コードを覚えるための自作の単語カードもあり、
両親の代理人の上出恭子弁護士は「男性はようやくつかんだ正社員の職を捨てるまいと、必死で仕事をしていた」と話している。(了)