11/09/03 17:28:30.38 0
★長女殺害事件、「同情の余地大きい」と父親に猶予判決/横浜地裁
同居する長女を殺害したとして、殺人罪に問われた無職井野進被告(67)=川崎市中原区=の
裁判員裁判判決で、横浜地裁(小池勝雅裁判長)は2日、「経緯、動機に同情する余地が大きい」などとして、
懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役5年)を言い渡した。
小池裁判長は、統合失調症の長女=当時(39)=の面倒を一人で献身的に行っていた井野被告が、
長女の病状が悪化したことに「深く思い悩み、長女の将来を悲観した末に無理心中を選んでしまったもので、
心情には同情する」と述べた。また、周囲に援助を求めなかったことに関しても
「被告の性格などを考えると強く責められず、実刑はややちゅうちょせざるを得ない」とした。
判決言い渡し後、小池裁判長は「娘の冥福を祈りながら、生きてください」と説諭した。
判決によると、井野被告は4月17日午後9時ごろ、同区内の自宅で、就寝中の長女の顔に、
ポリ袋に入れた座布団をかぶせて上から押さえつけ、窒息死させた。
カナロコ URLリンク(news.kanaloco.jp)