11/09/02 01:06:59.20 OBfThGT80
>>273 >日本の兵士は、家族に送る手紙の中ででも、「滅私奉公」とか「悠久の大義」などという言葉を使っていました。
でも江戸期の日本人などには、元々そういった考えはなかったはずだ。
滅私奉公はあったかもしれないが、それはまさしく奉公人として主人に仕える態度程度のものだったろう。
キーンがそれを全く知らなかったとも思えない。
つまりそれは明治以降に、政治的強制力も含めて「導入」されなくてはなかなかった概念であり
それを素晴らしいと褒めるには、その背景や前段階などについて、十分な考察が必要だったはず。
そこらについてどう考えていたのだろう?